治験にある休薬期間について

2018/08/21:治験コラム

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治験には休薬期間というものがあるということは皆さんご存知だったでしょうか。
そもそもこの休薬期間とはなにか。治験に参加された方はご存知だとは思います。

ご存知の方ももう一度休薬期間を復習してみましょう!!!

治験アルバイトを行う上でこれ結構重要な事柄だと僕は思います。これを通らずして治験は語れません。
多分このサイトでも休薬期間については触れてはいますが、結構かいつまんでいるので、このコラムで少し詳しく説明しようかと思います。


正確なデータを取るために必要なお薬のお休み期間

そもそもこの休薬期間。文字通りお薬を休む期間です。
治験アルバイトを行った場合行った一定期間の間は次の治験アルバイトは受けれないのです。


なんでだ!とお思いの方もいらっしゃるかと思いますので、次に述べる理由でご納得いただけるかと思います。
その理由はだいたいこの2つだったのです!

理由その1:採血の量が多いため


治験に参加している最中は採血の連続。いくら健康な人で血の気が多い人(笑)でも治験を立て続けに連続して血を抜かれると流石に血が足りなくなりますよね。
健康な状態を少なくとも損ねてしまいます。採血の量により変化はありますが、200mlの場合男女ともに4週間以上、400mlの場合男性は12週間以上、女性は16週間以上の間採血をすることができないためです。

そして、さらには1年間採血できる量が決まっていること。これを知ったときは驚きでした。男性では1200ml、女性は800mlと定められているため、それ以上採血しちゃうと駄目!と言われるってことですね。

おお、新事実!!と聞いたときは本当に??と疑ってましたが本当でした。


理由その2:体に効果が残っているため正確な試験ができないため

まぁこれは予想できたのではないでしょうか。前の治験の薬の効果が残っている状態でそもそも次の治験受けれる??って感じですかね。
薬の効果が体から残っている状態で2回目に受ける治験のお薬の効果が検証できないからなんですよね。これってきちんと守ってないと治験を紹介する機関や施設に迷惑がかかるし・・。
下手して嘘つくとブラックリスト入りやその実施している機関から賠償金払え!なんて言われかねない・・・。なんてもこともあるので気をつけてください。


治験コラムまとめ

試験によって休薬期間は異なりますが、大体3から6ヶ月の休薬期間を取る場合があります。これは治験を実施しているもしくは紹介サイトさんに確認してみましょう。
それで今度受ける治験のスケジュールは立てやすくなりますし、休薬期間をしっかりと守っていれば大それたことにはなりません。

まぁ、何事もしっかりと「ルールを守る」ということが一番なのかもしれません。

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